ユンボレンタルは性能を把握して選ぼう

ユンボレンタルは性能を把握して選ぼう

現場が狭く壁際であったり木が生えているようなところであったりする場で作業を行うのであれば、小回りの利くユンボをレンタルする必要があります。
ボディの後端が旋回するときにはみ出さない、後方小旋回タイプという性能が備わっていないと不自由し、壁際などまで作業することができないでしょう。
カタログやサイト上に掲載されている重機は代表的なものだけが乗せられていることが多く、所有台数が多い業者から借りるときにはほかの機種があるかも確認して実際に使いたいユンボをレンタルすることが肝心です。
住宅街で使用するときには低騒音型で、排出ガス対策も3次基準に適用しているものを選ぶことで周囲に迷惑をかけずに済みます。
3次基準排出ガス対策は公道を走らない建設機械の型式指定を行って国が基準を設けているもので、エンジンや認定されている黒煙浄化装置などの設置が行われている機種になります。
すでに保有している機種があってバケットではなく油圧ブレーカーをつけて掘削したいという場合、ユンボレンタルを行っている業者であればアタッチメント部分だけの貸し出しも行っているので借りて使うことが可能です。

型式を確認して使用できる油圧ブレーカーを選ばないと取り付けて岩盤を掘削したり、小岩を砕いたりあるいはアスファルトを粉砕することもできなくなってしまいます。
ミニユンボをレンタルしたとき操作する作業員が持っていないといけないのは車両系建設機械特別教育(整地・運搬・積込・掘削)の資格で、写しではなく資格証そのものを携帯して作業するようにしましょう。
現場で持ち歩くと汚すことも多いのでラップで、包んで持ち歩くようにすると汚しません。
工事作業が終わり返却する際には現場まで取りに来てくれることもありますが、自社で搬出し返却を行わなければならない場合があります。
汚れをきれいに落とし破損がないか確認を行って、相手方の営業時間内に返却するように心がけましょう。
営業時間外に返却に行ってしまうと、受け取り後にある程度点検や確認が必要になるため相手方に迷惑をかける可能性があります。